国産木材の種類

【ケヤキ】
本州、四国、九州に自生しているニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹。
海外では朝鮮にも自生しています。
辺材は灰白色、心材は黄褐色で、辺材・心材の境目ははっきりしています。
年輪もくっきり刻まれ、光沢があります。
日本の広葉樹の中でも一番の良材として、昔から建築材・家具材・健具材・造作材などに広く用いられてきました。
材質は重硬で、優れた耐久性・耐湿性を備えているため、大黒柱としても使用されました。

【エノキ】
本州、四国、九州の山野に生育している、ニレ科エノキ属の落葉広葉樹。
国外では、朝鮮半島、中国などにも自生しています。
辺材・心材の境目がはっきりしていません。心材は淡い黄褐色、辺材は、それより少し明るい淡黄色です。
やや硬めの気質をしていますが、強度はさほど強くありません。
用途としては、建築材・器具材などに使われます。
ケヤキに似ている事で、ケヤキの代用品として、家具の材料として使う場合もあります。

【桐】
北海道南部よりも南の地域で植栽されている、ゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹。
産地の名前から「会津桐」「南部桐」などが有名です。
海外では、中国・アメリカに自生していて、日本には中国から伝来したと言われています。
ブラジル・マレーシア・パラグアイなどでも植栽が開始されていて、近年、それらの国からの輸入品も増えています。
辺材・心材の区別がなく、全体がくすんだ白色です。中心部は空洞になっています。
日本の木材の中でも最も軽く、加工がとても楽にできます。